終夜睡眠ポリグラフィ検査の受診
1.検査の名称
4月23日の夜から翌朝6時ころまで約8時間の検査を受けました。この度受けた検査の名称は終夜睡眠ポリグラフィ検査と言います。
2.症状について
いびき・睡眠時無呼吸、日中傾眠などを検査するものです。
3.睡眠時無呼吸症候群という疾患の危険度
この疾患が臨床的に重要視される理由は生活習慣病と密接に関連しているからだそうです。例えば、高血圧を発症する可能性は2倍、狭心症・心筋梗塞は3倍、脳血管障害は4倍という報告がなされているそうです。その他にも糖尿病・高脂血症・高尿酸血症の合併も多いそうです。
米国のデータでは、睡眠1時間あたり20回以上無呼吸が記録された患者さんは無治療のまま放置すると、9年後には10人のうち4人は心臓病・脳血管障害・交通事故でなくなっていたという報告があったそうです。また夜間の突然死もまれにあると言われているそうです。
4.検査の必要性と方法
診断には夜間睡眠中の様々なことを測定する終夜睡眠ポリグラフィ検査が必要で、夜間検査室(個室)で約8時間の睡眠中のデータを記録します。
測定する項目は睡眠状態をみるために脳波・節電図・眼球運動図など、睡眠中の呼吸状態を見るために、お腹と胸の動き、血液中の酸素濃度などを同時に記録します。
睡眠中の身体のけいれんや検査機器の状態をチェックするために、睡眠状態のビデオモニターも取り入れられています。測定中の痛みや危険を伴う検査ではありません。(上記は主治医のコメントを参考に記載しています)。
結果は5月の連休明けだそうです。